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メロンという名前は、ギリシャ語の”melopepon”(りんごのようなうり)が語源で、マクワウリ系のメロン(ネットなし雑メロン)・露地(ハウス)メロン(ネット系雑メロン)・温室メロン(アールス系ネットメロン)の3つに大別される。
メロンの種類はいくつかあるが、メロンといえば何といっても網目のあるネットメロンです。(マスクメロンとも呼ばれている)普通、メロンというとこのネットメロン(マスクメロン)のことを指す。メロンは1株に1個しか実を結ばないように残りの果実は小さいうちに摘みとってしまう。摘み取った小さなメロンの子供は漬物等にします。
メロンには、コレステロールの上昇を抑えるペクチンや塩分(ナトリウム)を排出するカルシウムもたくさん含んでいるとのことです。
高血圧の原因は、塩分の過剰摂取というのは一般に知られている。これは食塩の主成分であるナトリウムを薄めようと水分が増加し、水増しされた血液を血管に流そうとするので圧力が増え結果的に血圧が上がるからです。これに対してカリウムは、体外に排出されるとき、ナトリウムを必ず道連れにする性質を持っている。温室メロンには、このカリウムが100グラムあたり340rと、他の果実と比べると非常に多く含まれている。
最近では、高血圧を予防するとされ注目されているGABA(ギャバ=γ−アミノ酪酸)が温室メロンには多く含まれていることがわかった。温室メロン1個にはギャバロン茶56杯分ものGABAが含まれており、ギャバロン茶1杯は温室メロンだと1切れ(9グラム)と、とても効果的に多くのGABAを摂取することができる。さらに温室メロンは、他のメロンより約30%ほどGABAが多いこともわかった。理由としては隔離ベッドなど独自の栽培技術で作られる温室メロンは他のメロンにないコクを出しており、それがGABAにも関係しているのではないかと注目されている。食後にメロンを食べれば、心筋梗塞や肥満にも効果ありかな。 |
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