五穀とは人が常食とする5つの穀物を指す言葉で、時代や地方によって含まれる種類が若干違いがあるが、一般的には、米、麦、粟、豆、黍(きび)といわれている。それ以外でも食用とされる穀物には多くの種類があり、米、麦以外の穀物をまとめて「雑穀」と呼んでいる。日本でも昭和の初め頃までは、イネの栽培ができない山村では、主要な食糧として盛んに栽培されていたが、山村の近代化と共に雑穀栽培は衰退していった。
近年、健康への関心が高まり、雑穀も健康食品として見直されているが、栽培中の姿を目にする機会はあまりない。(浜名湖ガ−デンパ−クの説明板より引用)
主な栄養成分は、タンパク質、脂質、ビタミンB1、B2、食物繊維、鉄分などで、白米より2〜3倍も多く含みます。体を冷やす作用があり、漢方では胃熱による吐き気や口の渇きを止めるのに効果があるといわれている。 |