バナナは、熱帯から亜熱帯に分布するバショウ科の大型の多年草本で、高温多湿の気候を好み、土壌は有機質に富み肥沃な土壌で、排水がよいことが条件です。
わが国へは南方交易によって初めて導入され、沖縄の栽培は、明治21年(1888)に小笠原から入ったものが始まりです。今日、口にするバナナはマレー半島が原産といわれ、元々種子があったのだが、長い年月の間に多種多様の交雑種によってその種子がなくなり、今のバナナになった。
バナナは大別して、果実をそのまま生食するミバショウの仲間と加熱調理して食べるリョウリバショウの仲間に分けられる。ここに掲載の画像のバナナは、ミバショウの仲間です。果実は、生食をはじめ、ジュース、アイスクリームなどに利用されている。 |