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どこにでも咲いている雑草みたいな花だが、鮮やかな青色が美しい。花は3枚で、2枚は青色、1枚は白で小さい。古来から自生する夏の植物で、朝咲いて昼には萎むことから万葉集の和歌にも詠まれているほど親しまれてきた。ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
万葉集 |
朝開 夕者消流 鴨頭草乃 可消戀毛 吾者為鴨 |
読み |
朝(あした)咲き、夕(ゆふへ)は消(け)ぬる、月草(つきくさ)の、消(け)ぬべ き 恋も、我れはするかも |
意味 |
朝に咲いて、夕方にはしぼんでしまう月草(つきくさ)のような、(身も心も)消え入りそうな恋を、私はするのでしょう。 |
(月草:ツユクサのこと) |
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