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ハイコモチシダは、国外では中国南部・台湾からヒマラヤにかけて分布するが、国内では九州南部と伊豆半島に分布するのみです。このシダは、大正6年(1917)に国内ではじめて浄蓮の滝で群落が発見されたため別名をジョウレンシダという。
浄蓮の滝の両側玄武岩の断崖及びその近くに群生して見えるのがハイコモチシダです。その特徴は胞子でふえる以外に、葉の先端近くの中軸の裏側に米粒大から指頭大の褐色の鱗片におおわれた不定芽(無性芽)を1個から3個生じ、これが地面に接すると鮮紅食の新芽を生じ、新しい個体となる珍種です。 |
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