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バショウは中国原産の多年草でバショウ科バショウ属。多年草といっても樹木のように見えるのでので本当かなと疑ってしまう。芭蕉布(ばしょうふ)の材料となる。もともとは常緑だが、冬の寒さで地上部は枯れる。バナナの木によく似ているし、バナナに似た実(小さなバナナという感じの実)もつける。この実は食べられない。
江戸時代、シーボルトがこの芭蕉を「ムサ・バショウ」という学名で発表した。(ムサとは バナナの仲間を意味する学名)そういえば京都の落柿舎や伊賀上野の松尾芭蕉の生家にもバショウの木が植えられていたことを思い出す。 |
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<横浜市三ツ池公園・コリア庭園> |
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暖地産のバショウは南方からの輸入種でバナナの様に葉が大きく、多くの株が叢状態で立っている。朝鮮半島の気候では冬季に幹と葉が枯れるが、春の新芽時の異国的な風景を観賞した。朝鮮時代の両班の家では家勢を表すため、住宅の基壇の際に良く植え、窓の障子との取り合いを鑑賞した。
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