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楷(かい)の木は、中国原産、ウルシ科、ピスタシア属。和名は「ナンバンハゼノキ」、「トネリバハゼノキ」。別名は孔子木(牧野富太郎博士命名)、学問の木。
この木は、中国の曲阜(きょくふ)孔子廟の名木、楷の種子を播種育苗したものである。落葉高木、雌雄異株で材質は堅く、香りも高い葉は複葉で秋に美しく紅葉する。日本国憲法施行50周年記念樹として、国会議事堂前庭に2本植樹された。 |
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楷は曲阜にある孔子の墓所に植えられている名木で、初め子貢が植えたと伝えられ、今日まで植えつがれてきている。枝や葉が整然としているので、書道でいう楷書の語源ともなったといわれている。
わが国に渡来したのは、大正4年(1915)、林学博士、白澤保美氏が曲阜から種子を持ち帰り、東京目黒の農商務省林業試験場で苗に仕立てたのが最初である。これらの苗は湯島聖堂をはじめ儒学に関係深い所に頒ち植えられた。(文は湯島聖堂の矢野一郎氏より) |
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<楷樹>
楷は中国曲阜の孔子墓所に植えられた名木で孔子木ともいわれる。枝葉の整然とした姿から楷書の語源ともなっている。
わが国へは大正4年(1915)に曲阜から種子が渡来し、苦労して育てられた苗木は、湯島聖堂はじめ儒学と同時に関係ある場所へ分かち植えられた。
藩校知新館の歴史と昌平坂学問所との深いゆかりを有する当町(岩村町)へも平成4年(1992)3月、山崎道夫先生のご尽力で湯島聖堂より苗木の寄贈があり、この地に移植されたものである。(岐阜県恵那市岩村町・岩村藩校知新館正門前にて) |
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