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キク科オナモミ属、薬用部は果実・茎葉。効用は解熱・頭痛・目の充血・皮膚のかゆみ・動脈硬化の予防。名の由来は、雄生揉(おなもみ)で毒蛇に噛まれたときなどに、生の葉をもんで傷口につけると痛みが和らぐことからきているそうです。
子供がオナモミの種を投げ合い遊んでいる姿をよく見かける。果実は総苞につつまれ回りに刺があり衣服に付きやすい構造になっている。「ひっつき虫」などとも呼ばれている。種を散布するには都合良くできている。実を乾燥させたものは生薬で「蒼耳子(そうじし)」と呼ぶ。 |
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オナモミ(雄菜揉み)は道端、荒地まどに自生する雑草だが、見かけなくなりつつある。レッドデータの環境省カテゴリで、絶滅危惧U類に平成22年(2010)12月現在認定されている。
分布:日本、ユーラシア大陸
結実期:9〜10月 |
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