中国原産種で、江戸時代中期に渡来している。白色の五弁花を散房状に咲かせ、庭木や盆栽でよく使われる。小枝の変化した刺がある。元々、中国から日本へやって来たときは、薬用植物として来たそうで、果実が抗菌・整腸作用をもち、下痢・食中毒・二日酔いに有効とのことです。
サンザシ(山査子)には、白い花を咲かせる中国原産のものと、主に紅色の花を咲かせる欧州原産のものがある。中国原産のサンザシは、高さ1.5m程度で、よく分枝し、春に咲く白い花は美しく、成熟した果実は赤色や黄色で食用にもなる。欧州、北米原産のセイヨウサンザシは品種も多く、花色も桃や赤、八重咲きもあり、果実も紅葉も美しい。
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