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江戸時代、延宝元年(1673)望月越中守が、西明寺復興の記念として造られた。池の中央は折り鶴を形どった鶴島で左が亀島である。池の水の部分は心字池となっていて池泉回遊式である。
築山の立石群は本堂に安置している本尊薬師如来や他の仏像をお迎えしているのであり、植木の刈り込みは雲を形どり仏の世界を仮想具現したのである。枯滝、枯山水との調和のとれた小堀遠州をまねた造園になっており、庭の一角には石楠花八重紅梅、百日紅の古木があり、鎌倉の八角石灯籠や連珠模様の室町を偲ぶ石灯籠がある。国指定文化財(説明板より引用)
紅葉の石段を上がって来るとこの蓬莱庭に出会った。京都・嵐山の紅葉を見ての帰りである。嵐山の紅葉も素晴らしいの一語だが、西明寺の紅葉は京の紅葉とは一味違う落ち着いた風情を感じる。それぞれの良さが輝いている。 |
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