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交流電気機関車の標準設計を確立した電気機関車で、耐寒耐雪装備を施した700番代は羽越本線・奥羽本線などで活躍。
●「水銀整流器」に代わり小型・高性能の「シリコン整流器」を採用
●スムーズな牽引を実現するために「低圧タップ切換器」と「磁気増幅器」を採用
●軸重バランスの変動をなくす心皿のない台車
●4軸で6軸の「EF級」直流電気機関車並の粘着力
●交流電気機関車で最多の302両製造 |
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<ED75形式を生んだ交流技術>
昭和30年代以降、東海道本線・山陽本線以外の幹線の電化を進める際に、それまでの直流方式に代わって、変電所などの地上設備が少なくてすむ交流電化方式をヨーロッパにならって採用することになった。
交流電気機関車は変圧器と整流器を車上に載せて、交流の電気を直流に変え、直流モーターを動かして走るものが一般的です。ED75形式はその前に試作、量産された交流電気機関車の技術を集大成して昭和38年(1963)から製造され、交流電気機関車の標準型となった。 |
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