|
|
|
|
|
|
<入換用ディーゼル機関車>
はじめて量産された入換用ディーゼル機関車で、蒸気機関車に代わり各地の操作場で活躍する。
●運転操作を簡単にするため「液体変速機(トルクコンバーター)」式を採用
●エンジンを2基搭載(当初370PS×2、1960年以降の500番代は500PS×2)
●入換用として使いやすくするため前後にエンジンを配置し、運転台を車体の中央に設置
番号 |
DD13 1(DD13形式) |
製造年 |
昭和33年(1958) |
製造所 |
汽車製造 |
全長 |
13.6m |
<操作場の主役を担ったディーゼル機関車>
昭和50年代までの貨物輸送では、操作場で貨車を行き先方面別に組み替えて、貨物列車を仕立てる方式(操作場式)をとっていた。都市の周辺には貨物輸送の拠点として操作場が設置され、日夜貨車の入換作業が絶えることがなかった。
この作業には長い間、蒸気機関車が使われていたが、運転の手間や煤煙・騒音などが問題となり、経費の面からもディーゼル機関車に置き換えることが計画された。このため昭和33年(1958)にDD13形式が開発され、DD14形式やDD15形式といった除雪用を含め400両以上が量産されて、私鉄でも同系機が使われている。 |
|