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京阪神間の急行用として、昭和11年(1936)から昭和12年(1937)にかけて12両製造された電車の先頭車。
車体は当時の世界的な流行となっていた流線形デザインを採用し「流電」の愛称で親しまれた。明るいツートンカラー、固定編成での運転も、それまでの国鉄(当時鉄道省)電車の常識をくつがえすものとして大きな話題となった。晩年は、飯田線で使用していた。(JR東海リニア・鉄道館にて)
車号 |
モハ52004 |
定員 |
134名 |
製造年 |
昭和12年(1937) |
全長 |
20000o |
製造所 |
川崎車輌 |
自重 |
47.9t |
○最高速度 95q/h
●流線形の車体デザイン |
製造当時の世界的な流行だったデザインを採用 |
●斬新な塗装 |
当時の常識をくつがえした、明るいツートンカラー |
●床下機器カバーの導入 |
走行抵抗を減少させるために機器カバーを取り付け |
●最新のベアリングを導入 |
高速運転を目指し、台車の軸受に当時最新のコロ軸受を採用 |
●固定編成を採用 |
急行用の4両固定編成を前提とした設計 |
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