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<日本初の長大編成電車(先頭車)>
80系直流電車は、東海道本線の旅客列車の電車化を図ることを目的として開発された。14両編成という日本初の長大編成電車として、昭和25年(1950)から東京〜沼津間で運行が開始された。
オレンジ色と緑の塗色は「湘南色」と呼ばれている。座席は4人掛けとなっているが、乗降口付近は乗り降りがしやすいように前方は2人掛け、後方は3人掛けのロングシートが設けられている。クハ80形1号車。鉄道記念物。 |
製造年 |
昭和25年(1950) |
自重 |
32.4t |
製造所 |
日立製作所 |
定員 |
155人
座席79、立席76 |
全長 |
20.00m |
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<日本初の長大編成電車(中間車)>
モハ80形は、80系直流電車のモーター付き中間車です。それまでの電車は振動・騒音が大きく長距離や高速運転に向かないとされていたが、高速台車や中間電動車の採用などを行い、長大編成を可能にした。
この80系の技術は、151系電車や0系新幹線電車の開発につながった。モハ80形1号車。鉄道記念物。 |
製造年 |
昭和25年(1950) |
自重 |
47.4t |
製造所 |
日立製作所 |
定員 |
180人
座席92、立席88 |
全長 |
20.00m |
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