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<明治天皇御料車>6号御料車 鉄道記念物
6号は明治天皇用の御料車として製作された車輌で、明治天皇の崩御後も、大正・昭和初期まで使用された。車内は順に大膳室・侍従室・天皇御座所・侍従室・御寝室・お手洗室となっている。
室内は明治の工芸の粋を集めたもので、蒔絵・螺鈿(らでん)・七宝(しっぽう)・彫金・刺繍・木像嵌(もくぞうがん)などを駆使した内装は、歴代御料車の中でも最も優雅な車輌と称されるほどです。
また、この6号は御料車として初めて3軸ボギー台車が使用され、それまでの2軸ボギー台車のものに比べ乗り心地の点でも改良されたものになっている。明治43年(1910)新橋工場製
昭和34年(1859)10月14日 鉄道記念物指定 東海旅客鉄道株式会社所有 |
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<昭憲皇太后御料車>5号御料車 鉄道記念物
御料車とは天皇・皇后・皇太子・皇太后のための特別車輌です。5号は初の皇后用車輌として製作されたもので、車内は順に大膳室・女官室・御座所・御寝室・化粧室兼御閑所・供奉員室(ぐぶいんしつ)となっている。
室内の天井には、当時を代表する画家、橋本雅邦の「桜花紅葉」、川端玉章の「帰雁来燕」が描かれているなど芸術品としての価値も高い車輌です。
また、ここに敷かれているのは鉄道開業当初にイギリスから輸入して使われたものと同じ「双頭レール」と呼ばれるレールです。
昭和34年(1859)10月14日 鉄道記念物指定 東海旅客鉄道株式会社所有 |
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