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<デワ11号>
大正12年(1923)日本車輌製造で、大正13年(1924)高師〜豊島間で開業した渥美電鉄創立時代の木造単車旅客3両の仲間のうちの1両デハ102号です。
昭和15年(1940)名古屋鉄道に合併された後、昭和18年(1943)に戦時下の貨物輸送増強のため電動貨車に改造デワ33号となったが、積載量が少ないためもっぱら駅構内での貨車の入れ換え等に使用した。
昭和29年(1954)豊橋鉄道渥美線になってからも仲間3両と共に生き残っていたが昭和41年(1966)にデワ31、32号は廃車となり、この1両が生き残り昭和43年(1968)の形式変更によりデワ11号となった。
貨物輸送時代は、花田停車場において国鉄(現JR貨物)からの貨車の入れ換え車両として活躍した。昭和59年(1984)の貨物営業廃止後は年に数回の社用貨物(レール等)の輸送や、高師車両区において定期検査車両の入れ換え車両として活躍した。 |
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