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急行、特急用として製作された日本で最大・最速の旅客用大型蒸気機関車。
既存のD52形式蒸気機関車のボイラーを流用して昭和23年(1948)から総計49両が誕生。東海道本線の特急「つばめ」「はと」などの牽引に使用した。この展示車両(17号機)は昭和29年(1954)の木曽川橋梁の強度試験にて129q/hを記録。これは狭軌における蒸気機関車の世界記録となっている。(リニア・鉄道館にて)
●大きな動輪 |
高速走行が可能な直径1750oの大きな動輪 |
●大きなボイラー |
D52形式の大型ボイラーを搭載し、旅客用蒸気機関車としては日本最大 |
●背の高い車体 |
大きな動輪とボイラーの組み合わせでボイラー中心線の高さも日本最大(2630o) |
●短い煙突と斜めの汽笛 |
決められた高さを超えないようにするため煙突を短くし、汽笛も斜めに設置。 |
●自動給炭機を搭載 |
自動的にボイラーに石炭を送り込む自動給炭機を採用。これにより機関助士の投炭作業に関わる負担を軽減 |
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