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新幹線電車のあるべき姿を追求するために、平成6年(1994)JR東海が製作した6両編成の6号車。通称:300X
7年間にわたり約600回の試験運転を実施し、高速化のためのさまざまな課題を克服するためのデータが収集された。平成8年(1996)には電車方式では当時の世界最速となる443.0q/hを記録した。(1段目画像はJR浜松工場で、2段目画像はJR東海のリニア・鉄道館にて)
○最高記録 443q/h
●両端で異なる先頭車のデザイン |
空力性能の違いを確認するために両先端(1号車と6号車)で異なる先端部のデザイン |
●滑らかな車体形状 |
車体表面の凹凸を可能な限りなくした構造 |
●アルミニウム合金製車体 |
アルミニウム合金を使用することで軽量化を実現 |
●高速走行が可能な特別な台車 |
通常の新幹線より軸距(車輪と車輪の間の長さ)を長くし高速走行を実現 |
<新幹線(300系)の車輪>
300系の車輪は直径860oで0系の910oより小さい。車軸には中空構造をもつ「中ぐり軸」が採用され、全体的に軽量化がはかられた。展示品には動力を伝える歯車装置のほか、車輪の外側には車軸と台車枠をつなぐ軸箱と軸ばねがついている。 |
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