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<宇奈月温泉駅>
宇奈月温泉駅は、富山県黒部市宇奈月温泉にある、富山市の電鉄富山駅と黒部市の宇奈月温泉駅とを結ぶ富山地方鉄道の鉄道路線である。時間帯によって旅館・ホテルの案内係が待機しているとのことであるが、朝であったため、人の気配は感じられなかった。駅前にある温泉の噴水のシューという勢いよい音が響き渡っていた。黒部峡谷鉄道の「宇奈月駅」は、宇奈月温泉駅に続いて行くことが出来る。線路自体は切れているが、駅は隣り合っている。(最下段の画像が宇奈月駅) |
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<駅前の温泉噴水> |
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<宇奈月の温泉>
宇奈月温泉の源泉は、現在地より約7q上流の黒薙にあり、江戸時代初期の正保2年(1645)に発見されたといわれている。大正6年(1917)に難工事の末、はじめて下流への引湯に成功、大正13年(1924)には宇奈月温泉が開湯し、今日の隆盛を見るに至っている。
温泉の引湯には、当初、木樋が使用されていたが、その後、湯温の低下を防ぐため木管に替えられ、改良を重ねて現在では内径200oの合成樹脂管(ポリエステル石綿積層高圧管)が使われている。
泉質は単純泉(微弱アルカリ性)で、源泉の湧出温度は98℃、宇奈月到着温度は70℃、日量約2,600tの豊富なお湯が黒部峡谷の断崖をぬって宇奈月温泉まで送られている。 |
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<宇奈月駅>
宇奈月駅は、宇奈月温泉にある黒部峡谷鉄道の駅で、宇奈月温泉駅の隣にある。三角屋根の特徴ある駅で、構内に引込み線が多数ある。自家用車や観光バス用の広い駐車場が駅前にある。元は黒部ダム建設の資材運搬用として敷設されたものである。いわゆるトロッコ列車として、観光客に人気がある。
黒部渓谷トロッコ列車は宇奈月から欅平まで、全長20.1q、大小41のトンネル、22の橋を巡り、黒部渓谷の絶景を満喫できる。 |