|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
合格駅は、五和(ごか)駅を改称した。五和駅の開業は、大井川鐵道の部分開業(昭和2年6月10日)の時である。以来、93年間、「五和」という名前を大切に使ってきたが、令和2年(2020)11月12日、駅名を「合格」と改称したものである。
五和の名称は、明治22年(1889)、町村制施行により志戸呂五箇村と近隣6つの村、「福用・高熊・神尾・横岡・志戸呂・大代」が合併し、「五和村」が発足した。和という文字には合わせる、仲良くするという意味がある。
合格駅に到着した電車は、南海電鉄からやってきた電車21000系である。 |
|
|
|
|
|
<科学の礎石>
この石は、太平洋戦争末期戦局打開のため(昭和19年)、後にノーベル賞を受ける湯川秀樹博士・朝永振一郎博士ら日本有数の科学者が係わった、新兵器開発拠点「旧日本軍第二海軍技術廠牛尾実験所」の一部です。成果は「新兵器」までには至らなかったが、その技術は。マグネトロン・高周波ミシン又電子レンジなどに応用され、豊かな生活と日本再建の礎になったものと思われる。
平成27年(2015)1月、大井川『平成の大改修工事』に伴い撤去されたため、国土交通省静岡河川事務所」の理解のもと、歴史の証人として「科学の礎石」として最寄りの五和駅(現在合格駅の改名)に展示するものです。
ここに関係者の功績と歴史的事実に、深く敬意をはらうと共に大井川鐵道のご協力により展示できた事、謹んで感謝の意を表します。
左:湯川石(昭和24年受賞)、右:朝永石(昭和40年受賞)と称する。 |
|
|
|
駅舎内にある「合格地蔵尊」。合格駅の隣りは「門出駅」になる。受験生には嬉しい名前である。 |