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九州新幹線、鹿児島本線、久大本線の3路線の駅である。新幹線ホームは3階、相対式ホーム2面2線。在来線ホームは島式2面4線と切欠きホーム1面1線の合計3面5線となっている。
駅舎は平成22年(2010)に完成した橋上駅舎で、久留米の説話、名物などを描いたステンドグラスによる装飾が多用されている。 |
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久留米市は、ゴム産業を中心に栄え、現在も多くの関連企業が立地している。その代表には、久留米市を発祥の地とするムーンスターやアサヒコーポレーション、ブリヂストンなどの企業があり、それら企業は日本のゴム産業の発展と技術革新に貢献してきた。
<久留米市でのゴム産業の始まり>
明治6年(1873)、倉田雲平は半物と軽視されていた足袋の製造に注目し、「つちやたび(現在は「ムーンスター」)」を創業した。明治25年(1892)、石橋徳次郎が創業した仕立物や「志まや」を石橋重太郎・正二郎兄弟が継承。石橋兄弟は足袋専業に踏み切り、足袋を均一価格で販売するなど当時としては斬新なアイディアで成長し、大正7年(1918)に「日本足袋(現在は「アサヒコーポレーション」)」を設立した。
大正12年(1923)に「日本足袋」と「つちやたび」は底にゴムを貼った地下足袋の販売を開始し大きく飛躍、両社はゴム製品製造業へ移行する。その後、ゴム靴の生産や海外への輸出を始め、その成長はめざましいものであった。 |
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