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浜松は起業家が育ちやすい都市だといわれる。ホンダ、ヤマハ、スズキ、浜松ホトニクスといった現在の日本(浜松)を代表する大企業も、元々は1町工場から始まっている。現代風にいえば、ベンチャー企業から始まっている。トヨタの祖である豊田佐吉も静岡県西部(湖西市)出身である。また、テレビの父といわれる高柳健次郎も浜松で活躍した。
浜松地方には昔から優れた技術集団があり、新しい物作りに果敢に挑戦し、独創的で画期的な新製品を生み出してきた。
この物作りの精神は、「やらまいか」という言葉で全国的に知れ渡っている。「やらまいか」とは、浜松市など静岡県西部地方の方言(遠州弁)で、「さぁ、やろうぜ!」「やってみよう」「やろうじゃないか」という意味です。すぐ立ち上がる、まずやってみることを優先し、人の後を追わない、人のまねをしない、とういうことです。「やらまいか」は、こうした企業や発明家を支えたチャレンジ精神を示す言葉とされ、起業家精神の源となっている。 |
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浜松は時代の変化を真っ先に感じ取り、独創的な技術を基に先端的な製品を提供してきた。このことが結果として日本の活力を生み出している。個性あふれる創造性豊かな人材の育成を求められている今こそ、この地で育った多くの「ものづくり」の先輩諸氏の生き様を見直し、学ぶべきではないだろうか。 |
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昭和25年頃の浜松駅の景観。 |
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