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出雲市にある出雲大社が縁結びの神様であることから「出雲縁結び空港」の愛称がつけられている。宍道湖の西側に位置し、出雲大社にも近い。東京(羽田)、大阪(伊丹、神戸)、名古屋(小牧)との直行便がある。今回は、静岡空港から出雲空港へのフライトである。
就航している航空会社は日本航空(JAL)とフジドリームエアラインズ(FDA)の2社である(2021年現在) |
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<出雲阿国>
歌舞伎の創始者とされる出雲阿国は、出雲大社の鍛冶職中村三右衛門の娘で、出雲大社の巫女であったと言われている。阿国は出雲大社の本殿の修理費勧進のため、大人たちとともに諸国巡業の旅に出た。踊りが好きで、才能もあった阿国は、京都で念仏踊りを上演して人気を博し、出雲の阿国の名は都中に広まった。
なお、阿国は当時かぶき者の代表的存在であった名古屋山三亡き後、自ら男装し、最先端のファッションでかぶき踊りをして、一世を風靡した。
又、晩年は大社に帰り、尼となって智月と称し、連歌庵で蓮歌と読経三昧の生活を送り、静かな余生を過ごしたと言われている。
今日、出雲大社から海岸へ続く道沿いには、連歌庵や阿国の墓、そして奉納山には、出雲阿国終焉地之碑、男装の阿国を描いたレリーフの於國塔が建ち、往事を偲ばせている。 |
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<平田一式飾>
一式飾は、その呼称が示すとおり、あらゆる生活用品のうち、自転車部品、陶器、茶器、仏具等々その一式を自由に使い分けて歌舞伎や映画、テレビ上の人物とか、船、動物など奇抜な構想、技巧を凝らして飾り競う、平田町独特の民族芸術です。
一式飾はもともと神社に奉り、神をお慰めしようという素朴な信仰心から発生したもので、寛政5年(1793)平田寺町の住民で表具師であり、彫刻、俳諧もよくしたといわれる風流人桔梗屋十兵衛が、無病息災を祈って茶器一式で大黒天像(米俵に乗った大黒さま)を作り、天満宮の御神幸に奉納したのみ始まる。
爾来、毎年7月20日から3日間、平田天満宮の夏祭りに町内競って一式飾を奉納し、欠くことのできない景物として今日まで継承されている。(出雲市無形民俗文化財) |
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<須勢理比売>
大国主命は黄泉(よみ)の国で美しい娘神、須勢理比売(すせりひめ)に出会い、好意をもつようになる。須佐之男命(すさのおのみこと)に「姫と結婚し、宇迦の山に宮殿を作ってそこに住むように」と言われ、これが出雲大社の創生につながるのです。 |