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元和2年(1616)、幕府は利根川水系河川の街道筋の重要地点15カ所を定船場として指定、それ以外の地点での渡河を禁止した。その1つが矢切の渡しで、この付近を通る国分道に架かる渡しで、主に近郷の農民が対岸の農耕地へ渡るために利用していた。
現在、都内に残る唯一の渡し場で、今も昔ながらの手漕ぎの和船が対岸の松戸市下矢切との間を往復している。伊藤左千夫の名作「野菊の墓」の舞台となり、ヒット曲「矢切の渡し」を生んだ地としても有名です。(案内板より引用)
「 矢切の渡し 」
作詞 石本美由起 作曲 船村 徹 唄 細川たかし、ちあきなおみ
1番 |
つれて逃げてよ ついておいでよ 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し
親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい ふたりです |
2番 |
見すてないでね 捨てはしないよ 北風が泣いて吹く 矢切の渡し
噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです |
3番 |
どこへ行くのよ 知らぬ土地だよ 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し
息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです |
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