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「 たきび 」
作詞 巽聖歌 作曲 渡辺茂
1番 |
かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき 「あたろうか」「あたろうよ」 きたかぜぴいぷう ふいている |
2番 |
さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき 「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい |
3番 |
こがらし こがらし さむいみち たきびだ たきびだ おちばたき 「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく |
今も人々に愛唱されている「たきび」のうた。この童謡の作詩者、巽聖歌(たつみせいか 本名 野村七蔵、1905〜1973)は、岩手県に生まれ、北原白秋に師事した詩人で、多くの優れた児童詩を残した。
聖歌は、この詩が作られた昭和5、6年頃から約13年の間、萬昌院のすぐ近く、現在の上高田4丁目(東京都中野区上高田)に家を借りて住んでいた。朝な夕なにこのあたりを散歩しながら、「たきび」のうたの詩情をわかせたといわれている。
歳月が流れ、武蔵野の景観が次第に消えていくなかで、けやきの大木がそびえ、垣根の続くこの一角は、今もほのかに当時の面影をしのぶことができる場所といえる。(説明文より) |
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