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「 ふるさとの燈台 」
作詞 清水みのる 作曲 長津義司 歌唱 田端義夫
1番 |
真帆片帆 歌をのせて通う
ふるさとの小島よ 燈台の岬よ
白砂に 残る思い出の いまも仄かに
さざなみは さざなみは
胸をゆするよ |
2番 |
漁火の 遠く近くゆるる
はるかなる小島よ 燈台のわが家よ
なつかしき 父のまた母の膝はゆりかご
いつの日も いつの日も
夢をさそうよ |
3番 |
歳ふりて 星に月にしのぶ
むらさきの小島よ 燈台の灯よ
そよ風の 甘き調べにも 想いあふれて
流れくる 流れくる
熱き泪よ |
上段の画像は、御前崎灯台の下のある歌碑。 |
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時は昭和20年の初夏、三回目の応召をうけた私は、本土決戦のため千浜より池新田に亘る海岸線の防衛舞台に配属を命ぜられた。玉砕の日の近きを知ったその頃、御前崎燈台の偉容を遠望しつつ、郷里浜名湖の風景にも思いを走らせ、望郷の念やみ難きものをこの作品に織り込んだ。
今ここに再びこの燈台を仰ぎ見て、当時を偲ぶ懐かしくも哀しみに満ちた思い出は、余りにも鮮やかに私の胸によみがえる。
昭和49年5月23日 清水みのる (碑文より) |
昭和38年ごろ私は見習い看護婦をしていました。
婦長さんは満州の海軍病院を志願して、数年働いたそうです。
「かえり船」「ふるさとの燈台」の唄を、リズム良く歌っていました。時には涙ぐんでもいました。
インターネットで田端義夫歌手の凄さがわかり、CDまで購入して聞いています。若い頃が懐かしく思いだします。この歌は何度聞いても飽きません。詩は文部唱歌にでも良いすぐれた歌だと思います。テレビなどで多いに流してほしいです。 |
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