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JR東海浜松工場で「新幹線なるほど発見デー」という催しがあった。毎年夏に行われている。JR東海浜松工場は、新幹線電車の車両検査・検修等を行っている。
各種新幹線車両の展示のほか、運転台体験とか作業の実演、ドクターイエローの公開などが行われている。小学生以下の子供を連れた親子連れが非常に多くつめかけ、工場内は人であふれている。
当初は浜松工場周辺の住民を対象とした工場の公開かと思っていたが、名古屋方面等からのツアー・観光バスも何台も来ていたのでイベントの規模は大きい。 |
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<パンタグラフ>
パンタグラフは0系の時は一編成8台搭載されていたが、300系以降は一編成2台搭載されている。走行時の騒音を低減するために空気抵抗の少ない形状となっている。
<静電アンテナ>
両先頭車に設置されていて、電車線電圧検知及び構内無線用アンテナとしての機能がある。 |
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<台車の呼び方>
・モータ(Motor)を持つ台車→M車
・動力のない台車(Trailer)→T車
・TDT(Tokai Draiving Track)→JR東海の動力台車
・TTR(Tokai Traiving Track)→JR東海の付随台車 |
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<新幹線車体上げ作業実演>
車体上げ載せ専用レールに置かれた新幹線の車体と、台車につながっているモーターの線や、空気ホースなどを切り離す。そして、30トンクレーン2台に門形吊り金具を取り付け、約31トンある車体を楽々と吊り上げ、車体の修繕場所まで運ぶ。
<車体載せ作業実演>
レールの上では完成された台車が待っている。完成された車体は化粧直しをして、いろいろな部品が取り付けられた台車と車体をつなげるモーターの線や、空気ホースをつなぐ準備をしている。そして30トンクレーン2台に門形吊り金具を取り付けて車体を吊り上げ、台車が待つレールまで運ぶ。準備が整うと2名のクレーン操作者により、注意しながら台車にかぶせていく。車体が台車に完全に納まってから、モーターの線や空気ホースなどをつなぎ、車両の高さ調整を行い終了です。 |
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<700系>
平成11年(1999)デビュー。東京〜新大阪2時間30分。営業速度270q/h(山陽区間285q/h)。編成定員1323人。先頭形状エアロストリーム。T車電気ブレーキには渦電流による非接触のブレーキを使用。 |
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<N700系>
平成19年(2007)デビュー。東京〜新大阪2時間25分。営業速度270q/h(山陽区間300q/h)。編成定員1323人。先頭形状エアロダブルウィング。車体傾斜装置の導入により東京〜新大阪間5分短縮。
<N700A>
平成25年(2013)デビュー。東京〜新大阪2時間25分。営業速度270q/h(山陽区間300q/h)。編成定員1323人。先頭形状エアロダブルウィング。中央締結ブレーキディスクの採用により、安定した強いブレーキ力を実現。台車振動検知装備・定速走行装置の導入により、安全安定輸送の向上。 |
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<ドクターイエロー>
正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」という。平成13年(2001)9月にT2編成とバトンタッチしたT4編成です。
東海道・山陽新幹線(東京〜博多間)を走りながら、電気及び軌道の設備状態を各種の計測器によって科学的に検査している。 |