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胡弓の余韻がいつまでも残る。富山県八尾町(合併により現・富山市)の皆さんが浜松市肴町で披露。また、来ていただきたいものです。
<おわら風の盆と八尾町>(以下、八尾町(旧)のHPより引用)
「おわら風の盆」は、八尾に暮らす人々が大切に守り育んできた民謡行事であり、町民の生命ともいうべき特別な存在です。ですから、全国に名の通った民謡行事としては観光イベント的な要素は少なく、したがってお越しいただいた皆様をもてなすことはあまり上手ではありません。特に近年は、マスコミ等の影響により、山あいの小さな町のこの行事に、予想をはるかに超えるお客様をお迎えすることで混雑を極め、満足に「おわら」を行うことも、ご覧いただくこともできない状況になってまいりました。しかし、このような状況においても、私たち「おわら」に携わるものとしては、何とかして全国各地からお越しいただいた皆様に「おわら」を楽しんでいただきたいと考えており、そのためには観光客の皆様のご理解とご協力が不可欠です。
「おわら」についての問い合わせが多い事柄を、Q&A方式で詳細にまとめました。
「おわら風の盆」にお出掛けいただくまえにご一読いただき、「おわら」に対するご理解を深めていただければ幸いです。
<"おわら"は、とってもナイーブでデリケートです。>
おわらの衣装、楽器にはとても繊細な心遣いが必要です。ですから、たとえ小雨でも踊りは中止になります。
<"おわら"は、情緒ある雰囲気をとても大切にします。>
おわらの踊り手、地方(じかた)が、自らおわらに陶酔した時こそ、一番輝いて見えるときです。ですから、一番よいおわらを楽しむには、乱暴なフラッシュ撮影、唄や演奏を乱す大声を控えるのはもちろん、拡声器は使用せず、おわらにふさわしい雰囲気をみんなで作り出すようにご協力ください。
<"八尾"は、縦に長い町です。>
おわらを行う区域は南北に約3キロメートルあり、その中を11の支部が移動しながら、所定の踊り場等で踊ります。ですから、地理や行事内容等をよくご確認の上、1カ所に留まらず、効率よくご覧いただくことが上手な楽しみ方といえます。
<"八尾"は、坂が多く、道幅の狭い街並みが特色です。>
また、お手洗いや休憩所、飲食店もそんなに多くはありません。ですから、混雑を念頭に置き、行動しやすい服装で時間にも十分な余裕をもっておいでください。また、お手洗いや食事などは事前に済まされることをお勧めします。
<"八尾の人"はきれい好きです。>
八尾の人は、日頃からおわらが映えるきれいな町づくりをしています。ですから、ゴミや空き缶の投げ捨てはしないでください。また町としても「八尾町を美しくきれいにする条例」を制定し、自然と環境を守る努力をしています。
<"八尾の人"は”おわら”をとても大切にしています。>
八尾の人は”おわら”がとても大好き。”おわら”を生み、育んだこの「八尾の町」をとても誇りに思い、これからもずっとずっと大切にしていきたいと思っています。ですから、”おわら”を本当に愛し、これからも”おわら”を一緒に見守っていただける人も大切にしていきたいと思っています。 |
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