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この建物は文豪幸田露伴が多くの作品を著した住宅である。隅田川東岸の向島寺島町にあった酒類商甲州屋(雨宮家)の別棟であった。露伴はやどかりのように幾度となく住まいを変えたため、自宅を「かたつむりの家(蝸牛庵)」と呼んだ。また、露伴の次女、女流作家幸田文はこの家で生まれた。露伴は写真を好み、赤いガラスをはめた採光窓のある現像室がある。登録有形文化財。
旧所在地:東京都墨田区東向島
建設年 |
明治初年頃 |
解体年 |
昭和44年(1969) |
移築年 |
昭和47年(1972) |
建築面積 |
36.4坪 |
構造 |
木造平屋一部二階建 |
寄贈者 |
雨宮庄兵衛 |
(博物館明治村(愛知県小牧市)にて撮影) |
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