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<菊水の井跡>
中世、室町時代、当地に夷を祀る社があり、社殿の隅に名水、「菊水の井」があった。茶道の始祖千利休が師事した、茶人の先覚者武野紹鴎は、この井をこよなく愛し、此処に庵を結び茶亭を大黒庵と称した。菊水の井と呼ばれる所以は、能楽「菊慈童」から着想「菊の葉より滴る露を飲み長寿を得た」という中国の故事に起因する。当ビル建設に当たり、跡地に旧井戸より発見された「菊水」の文字入りの井桁組み石等を利用して建立した。菊水鉾はこの「菊水の井」に因んで名付けられた。(説明文)
武野紹鴎(1502〜1555)は、室町後期の茶人で大黒庵・一閑と号した。 |
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