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松江城は、出雲藩18万6000石の本拠であり、山陰道に現存する唯一の城郭建築である。初代藩主は浜松城から来た堀江吉春、その後、京極忠高、松平直政と続いた。松平直政は徳川家康の孫にあたり、結城秀康の三男である。
石垣は「牛蒡(ごぼう)積み」といわれ、石の大きな部分を内に、小さな面を表に出している。粗雑に見えるが頑強な造りになっている。白壁は少なく、黒く厚い雨覆板でおおわれ古い様式を保っている。千鳥破風の屋根が見事なことから別名「千鳥城」とも呼ばれる。全国に現存する12天守の1つである。全体が黒く厚い雨覆板で覆われ古い様式を保っており、国の重要文化財(天守)、国の史跡になっていっる。
天守閣からは市街地や宍道湖、晴れた日には大山まで見渡せる。城の北側の内堀を挟んで、対岸に老松の並木があり、黒い板塀と白壁の武家屋敷が立ち並んでいる風景は城下町らしい情緒があり素晴らしい。松江で最も落ち着いた美しい所である。また周辺の城山公園はサクラ、ツツジ、ツバキの名所として市民から親しまれている。 |
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城を囲むすべての堀川は松江城築城の時に造られている。堀川巡りは、松江城の堀を小船に乗って45分ぐらいかかってゆっくり廻る。松江を代表する風情となっている。小雨がぱらつく中ではあったが、日本情緒あふれる素晴らしい一時であった。 |
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