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高根城は、遠江と信濃の国境沿い秋葉街道を見下ろす久頭合の山頂(標高420m)に位置する山城である。南北朝時代、後醍醐天皇の孫伊良(ゆきよし)親王を守るためにこの地の豪族である奥山金吾正定則が応永21年(1514)に築いたといわれている。
戦国時代には今川氏に属したが、今川氏が衰退すると、武田信玄の遠江侵攻が始まり、信州遠山氏に攻められ落城した。落城後、武田方により改修が行われた。
武田軍の遠江侵攻の際には武田軍の拠点となったが、長篠の戦いで武田軍が敗北した後、武田の遠江からの撤退により廃城となった。 |
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現在、本曲輪部分に井楼櫓(せいろうやぐら)、主殿、城門などが復元されている。 |
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高根城からは眼下に水窪町の集落が一望できる。 |
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