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<阿国歌舞伎発祥地の碑>
慶長8年(1603)この辺り鴨河原において 歌舞伎の始祖 出雲の阿国が始めてかぶきをどりを披露しました
この碑は 昭和28年11月 吉例顔見世興行を前に 歌舞伎発祥350年を記念して 松竹株式会社により建設されたものです。我が国が世界に誇る文化財歌舞伎を日本の至宝として末永く後世に伝えたいという願いが込められております。
碑の文字は 元日本芸術院長高橋誠一郎氏の筆によります。
歌舞伎発祥400年を記念して
平成14年11月吉日 南座敬白
「阿国歌舞伎発祥地の碑」は南座の横(鴨川方面)にある。 |
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<出雲の阿国>
慶長8年(1603)、出雲の阿国(おくに)はこの四条河原で先鋭的な伊達男風の扮装で「かぶきをどり」を披露、関ヶ原合戦後のすさんだ世に都人を驚かせ絶大な喝采を浴びた。
歌舞伎の元祖といわれている阿国の出生は不詳だが、出雲大社の巫女で一座を率いて勧進のため入洛、北野天満宮の定舞台で名声を得て各地を巡業しその人気が広まった。
江戸時代に入り、風紀を乱すと女歌舞伎禁止令が出て、男が女形を演じるようになり今日の歌舞伎に発展した。
阿国は晩年出雲に帰り、尼僧となって生涯を終えたと伝えられ、その墓は島根県大社町と京都の大徳寺高桐院にも存在するが、伝説の域を出ない。 |
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