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江戸時代のはじめ屋号を松屋といい、材木や年貢米を扱う藩内でも有数な商家であった。座敷に通する縁は、岩村城の遺構の一部が使われており、裏手、蔵にはさまれた荷駄の通用門をくぐると、その昔三千俵の米を納めたといわれる米蔵が扉をつらねている。 |
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<土蔵>
この土蔵は岩村城郭の払い下げを移築したものです。江戸時代のもので、四戸前土蔵といい、蔵を四つに並べ各々に品を収納使用されたものです。又、長屋門蔵、木材を納めた蔵など現在では大変珍しい土蔵です。
明治末時代までは、この字型に建てられていたが、離れを建てるときに中庭へ入れる様に左側を取り壊され現在の姿になった。 |
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各地にある松屋山と呼ばれる勝川家所有の山林より伐り出された銘木を保管する木蔵があり、繁昌した城下町商家の姿を今に伝えている。
当時は岩村藩御用を享(う)け、藩財政に大きく貢献し藩の重役、藩士の出入りも多かったと言われている。 |
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