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戦艦「陸奥」は、世界初の16インチ(40センチ)砲搭載戦艦「長門」の2番艦として大正10年(1924)に竣工した。当時40センチ砲を装備した戦艦は世界中でも「陸奥」と姉妹艦の「長門」のみであった。
太平洋戦争の開戦時は第一艦隊第一戦隊に所属し、連合艦隊の主力部隊として柱島沖に停泊していた。初陣は昭和17年のミッドウエイ海戦であった。昭和18年(1943)柱島付近に停泊中、第3番砲塔付近で大爆発が起こり沈没した。写真の主砲は、昭和45年(1970)に引き上げられたもので、最後部の4番砲塔に据えられていたものである。(船の科学館にて) |
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