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この床屋は屋号を「喜之床」と言い、明治後期から大正初期にかけての商家の形式である。店の正面をガラス張りにしているのは当時の新しいスタイルである。床屋は、ハイカラにはバーバーともいわれ、庶民の暮らしに欠かせない店屋であった。
また、この建物の2階2間を間借りして家族と生活していたのが、歌人石川啄木である。処女歌集「一握の砂」はここで暮らしている時に出版された。登録有形文化財。
旧所在地:東京都文京区本郷
建設年 |
明治末年頃 |
解体年 |
昭和53年(1978) |
移築年 |
昭和55年(1980) |
建築面積 |
14.3坪 |
構造 |
木造二階建 |
寄贈者 |
新井光雄 |
(博物館明治村(愛知県犬山市)にて撮影) |
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