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<召集令状>
戦争が始まると、軍隊を体験した人(在郷軍人)をもう一度、軍隊に呼び集めるために出した書状のことで、赤い紙に書かれていたので「赤紙」といった。 |
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<編上靴>(へんじょうか)
ひもで編み上げて活動しやすく作った靴。陸軍が使用した。 |
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<肩掛け袋>
戦時中、女子挺身隊が使用したもの。女子挺身隊は、戦争末期ころ、国内の労働力が極端に不足したため、女子学生及び同年齢の女性を挺身隊と名付けて、軍需工場で武器などを作らせた。
<慰問袋>
戦地にいる兵隊を慰めたり励ましたりするため、この袋の中に、娯楽品や日用品、写真、手紙等を入れて送った袋。 |
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<国民服>
昭和15年、大日本帝国国民服というものが定められ、軍人と同じように、国によって国民の服装が決まられた。国防色という色(カーキ色)で、誰にも同じ服装をさせることにより、軍事思想の徹底を図ったものと思われる。
<ゲートル>
巻脚絆(まききゃはん)のこと。小幅の長い布で、足首からひざ下まで脚を巻き上げるもの。 |
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<真心小旗>
戦時中、愛国婦人会の人たちが、出征兵士を駅などで見送るときに使った日の丸の小旗。 |
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<飛行帽>
飛行機で出撃するときにかぶった。
<防毒マスク>
毒ガス弾が投下されたとき、毒ガスから身を守るために、常に身に付けて使用することをすすめられた。 |
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<水筒>
水などを入れて持ち運ぶ容器で、兵隊が戦地で使用したもの。
<航路計>
航空機の水平を見る計器。 |
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<手榴弾>
武器の一つで、手で投げて使う小型の爆発物。
<物入れ>
戦地で弁当を入れたり薬入れなどとして使用したもの。 |
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<防暑帽>
タイやマレーシアなどの南方戦線で、暑さをしのぐためにかぶった帽子。
<ポックリ下駄>
配給されたもの。 |
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与謝野晶子の詩をささげる。
あゝおとうとよ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや |
浜松復興記念館にて |