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サッポロビール博物館は、サッポロビール発祥の地である札幌に、昭和62年」(1987)に開館した日本で唯一のビール博物館である。平成16年(2004)、リニューアルしている。
もともとは札幌製糖会社の工場として建設された赤レンガの建造物を利用したものであり、北海道遺産に指定されている。建物にはサッポロビール園が併設されている。試飲は有料です。
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<ペレット>
ストーブの燃料は、灯油やガスのような化石燃料fではない。木の切れ端、おがくず、廃材などの木質系のものを、細かく砕いて固めた「ペレット」と呼ばれるものを燃料に使っている。
ペレットは、従来利用できないとされてきた木質系のゴミを燃料として使用しているので無駄がない。また、植物由来の燃料ですので、私たち人間の手で樹木を育てるなどすることで再生が可能なエネルギーでもある。ですから、今、ペレットは地球環境にやさしい「資源循環型エネルギー」として注目を集めている。 |
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<煮沸釜>
サッポロビール札幌工場で使用されていた煮沸釜(しゃふつがま・ウォルトパン)。ビールの仕込み時に麦汁を煮沸するためのもので、この工程が味や香りに大きな影響をおよぼす。ここでホップを加えて煮沸することにより、ビール独特の苦味と香りがつけられる。
型 式 |
円筒堅型 銅製(一部鉄) |
釜直径 |
6.1m |
釜部分高さ |
6.5m(全高:約10m) |
製造年 |
昭和40年(1965)。札幌工場操業当初から平成15年(2003)まで使用。 |
容 量 |
35kℓ |
総重量 |
約13.5t |
製造会社 |
株式会社三宅製作所 |
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<シャーレン フィルター>
1950年代後半まで使われていたビール濾(ろ)過器(ドイツ製)。多数の丸い濾過枠を合わせ、その間に特殊な綿(濾過綿)を圧搾・成型して挿入し、ビールがこの中を通ることにより濾過される。濾過に使われる綿の成型は当時一枚一枚手作業で行われていたが、厚さ・密度を均一に保つ必要があり、高度の熟練を要する作業であった。 |