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アームストロング砲は、イギリスのウィリアム・アームストロング(1810〜1900)が開発した施条(ライフル)砲。
幕末の日本では、幕府や諸藩が輸入しており、佐賀藩も6ポンド、9ポンドなど、各種の砲を所持していた。この画像(模型)は、9ポンド砲の模型であるが、上野戦争で使用されたものは、後装6ポンド砲と考えられている。
佐賀藩の史料によると、6ポンドアームストロング砲は、口径2.5インチ(6.35p)、砲の全長60.125インチ(152.7p)、重量152.4s、施条(ライフル)の数は30または32条。12丁(1309mと15丁(1636m)の試射の記録があり、この程度が有効射程距離であったと思われる。 |
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