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爆心地から南南東へ約1,500mの距離にある天王山法輪院聖徳寺は1626年(寛永3年)に創建され、この一対の灯籠は信仰深い檀信徒から献納された。
1945年(昭和20年)8月9日、午前11時2分、原子爆弾のさく裂により、総けやき造りの壮大な本堂は崩壊し、境内の石塔や墓石も爆風によりほとんどが倒れたが、この一対の灯籠は倒れず残った。
その後、この灯籠は原爆の惨状を伝えるものとして聖徳寺より寄贈を受け、1949年(昭和24年)2月にこの場所へ移設された。
長崎市は原子爆弾で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、二度とこのような惨禍が繰り返されないことを願って、この銘板を設置する。 |
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