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この飾電燈は、皇居正門前の石橋の高欄の親柱上に設置されたものである。橋の両側に3基ずつ、計6基が立てられた。
江戸時代にはこの場所には木製の橋が架けられており、明治21年(1888)の皇居造営に際して、石橋へと造り替えられることとなった。アーチを2つ並べた眼鏡橋の形である。獅子頭と旭日をあしらい、脚に獅子の足を取り込んだ飾電燈下部の姿は、近代以前のバロックのデザインである。登録有形文化財。
旧所在地:東京都千代田区伊与田
建設年 |
明治26年頃 |
解体年 |
昭和61年(1986) |
移築年 |
平成2年(1990) |
構造 |
青銅鋳造飾電燈 |
寄贈者 |
宮内庁 |
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(博物館明治村(愛知県犬山市)にて撮影) |
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