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この門は高等学校令により名古屋に開校された第八高等学校正門であり、明治期の代表的な洋式門である。赤煉瓦と白御影石を積み、扉、柵に鉄材を軽やかに使ったデザインは、明治期に導入されたネオ・ルネッサンス洋式である。明治42年(1909)に建造されて以来、わが国の学校制度改革と運命を共にした由緒ある教育の門でもある。
昭和24年(1949)の学制改革で新制名古屋大学教養部の正門となり、ついで昭和40年(1965)に校舎が名古屋市立大学に移管され、正門もまた名古屋市の所有に帰した。その後取り崩される運命になり、昭和45年(1970)3月から明治村正門となった。登録有形文化財。
旧所在地:名古屋市瑞穂区
建設年 |
明治42年(1909) |
解体年 |
昭和43年(1968) |
移築年 |
昭和45年(1970) |
構造 |
煉瓦造 |
寄贈者 |
名古屋市 |
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(博物館明治村(愛知県犬山市)にて撮影) |
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