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阿智村園原にある月見堂から西方へ20分程度歩いて行くと「駒つなぎの桜」がある。そこに旧東山道(とうさんどう)の道案内があり、その周辺の風景である。
東山道は古代の五畿七道(ごきしちどう)の一つである。五畿七道とは、古代・律令制における地方行政区分であり、都周辺を畿内五国(山城、大和、河内、摂津、和泉)、それ以外の地域を七道に区分した。七道は、東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道のことである。
東山道は、美濃、飛騨、信濃、上野、下野、陸奥、出羽の八国である。七道の各国はそれぞれ同じ名の幹線官道で結ばれていた。
東山道はその官道の一つである。後で新しい東山道が開かれるので、初めの東山道を「古代東山道」と呼ぶ。古代東山道は、都から美濃〜神坂峠(長野県下伊那郡阿智村と岐阜県中津川市の境。「みさか」と読む。)〜信濃〜伊那〜諏訪〜佐久を経て関東・陸奥国へ通じていた。 |
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