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<振り分け弁当箱>
弁当は、「弁(そな)えて、当てる」と書き、便利で都合よく使う割子(重箱)の意。この弁当箱は、中の容器が鉄製で三段の重箱となっている手の込んだものとなっている。 |
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<盤双六> |
<油壺と油差し> |
盤双六は、相互に●○石を15個ずつ持ち、自分の陣地へ全部の駒を入れる早さを競う。黒(白)が駒石一つのところへ、白(黒)が入ると黒(白)は取られ空き地に移動する。取られた空き地の黒(白)は、1(−)からやり直しとなる。従って駒石を孤立させないことが大切となる。
油壺と油差しは、油燭台に油を補充する道具一式。 |
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<矢立> |
<手燭> |
矢立は筆と墨壺がセットになったもので、携帯用の筆記用具用具。
手燭は、手に持って移動する時に使う燭台。柄が付いていて使いやすく、江戸時代に広く使われるようになった。三脚のうち1本が長柄となっている |
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江戸時代の代表的な十返舎一九の滑稽本である『道中膝栗毛』は、江戸神田八丁堀の弥次郎兵衛と喜多八が東海道・木曽街道などで、旅での失敗や滑稽、諸国の文化について洒落気を交えながら旅する物語です。
文化11年(1814)に刊行された『木曽街道続膝栗毛五編上』では、「太田の渡し」が登場する。ここで二人は木曽川が増水したために。渡賃を余分に取られてしまう。また、これにあやかった仮名垣魯文の「岐蘇街道栗毛彌次馬」(きそかいどうくりげのやじうま)など多くの道中物が生まれた。 |