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落合宿は、江戸から82里22町(約323q)、京から52里9町(約205q)の位置にある。江戸日本橋から数えて44番目の中山道の宿場町である。落合宿は、江戸側から横町、上町、中町、下町に分けられる。
落合宿の長さは3町35間(約390m)、家数は75軒を数えた。宿場町の両端に桝形を備え、道の中央に用水が流れ4基の常夜燈が設置されていた。
本陣は井口家が、脇本陣は塚田家が代々務めており、それぞれ問屋を兼ねていた。また、落合宿の庄屋は井口家(千村氏(久々利方))と塚田家(山村氏(木曽方))が分担して務めていた。
文化元年(1804)、文化122年(1815)の2度、落合宿は大火に見舞われた。その後築造された土蔵造の落合宿本陣や卯建(うだつ)、古い民家などに江戸時代の面影を垣間見ることができる。
1、2段目画像は本陣跡。 |
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宿場通りには、秋は様の常夜燈が4基あり、戸ごとを回る当番により火を灯し防火を祈ってきた。寛政4年(1792)12月に建てられたが、明治13年(1880)の道路整備の際、3基は他所に移された。この1基だけが道の片隅に寄せられ往時の姿を留めている。 |
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落合宿西端から落合の石畳を含む新茶屋までの道筋(約2475m)、落合宿本陣、落合宿の常夜燈、新茶屋の一里塚 が、平成22年(2010)に国指定史跡「中山道」へ追加指定された。
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