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火と燃ゆる恋に心も身も焼きて あわれお七が灼熱の恋
お七(於七)は、本郷八百屋八兵衛の一人娘であったが、火事避難先で寺小姓の吉三郎と知り合い恋仲になった。帰宅後、逢いたい一心でつけ火をする。しかし、放火犯で捕らえられ、引き廻しのうえ、天和3年(1683)品川鈴が森で火あぶりの刑にされた。16歳だったという。
島田の大井川川越遺跡町並の街道から少し離れたところに、小さな「関川庵」があり、その境内に吉三郎の墓石がある。お七の恋人だった吉三郎は、火あぶりになったお七を弔う旅を続けていたが、この島田宿で病死したというのだ。なお、吉三郎の墓はここ以外にもあるので、そことの関係はどうなっているのか? |
随分前に聞いたことのあった話でしたけど、改めて資料を見なおしました。随分辛い悲しい人間ドラマがこの地であったと思うと過去の事ながら気の毒でなりません。必ず、近いうちに島田まで香を炊きに いって見ようとおもいます。海野喜治 |
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