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上田秋成は、江戸後期の読本作者、国学者、歌人、茶人として知られている。近世日本文学の代表作「雨月物語」の作者である。
この石碑は、秋成が晩年を過ごした羽倉信美邸がこの近辺(寺町荒神口上ル)にあったことから、梨木神社に奉納されたものである。
ふみよめば 絵を巻きみれば
かにかくに 昔の人のしのばるるかな
『翁が文化六年六月廿七日七十六才で終つたのはこの南の広小路下る東桜町の元百万遍屋敷内の盟友羽倉信美邸である今記録を失ひその邸址は確認出来ず又現在人家建て込み表示の好処がないからこゝに石を立て自詠を刻してこの遺跡を表明する』昭和卅七年三月建。秋成翁敬慕後学有志者。後援 京都市観光協会 |
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