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<桂小五郎・幾松 墓所>
維新三傑の一人、桂小五郎(後の木戸孝允)。
姿端麗にして神道無念流の達人。吉田松陰の門下生で理性もあり流血に縁遠く、一生人を斬ったことがないといわれ、この点は北辰一刀流免許皆伝の坂本龍馬と似ている。
勤王芸妓の第一人者三本木の幾松とのロマンスは、文久元年の頃、桂小五郎28歳、幾松18歳、相思相愛の仲となり、激動の時代のなかで苦楽を共にし、そして結ばれた。
勤皇の志士といわれる志士たちの最後は大方悲劇に終わっているが、明治10年(1877)5月26日に45歳で病没するまで、動乱の幕末を駆け抜け、維新後も活躍し、陽のあたる道を歩んだ幸運児ともいえる。
幾松とても同じで、維新の大業成るや正二位公爵木戸孝允の妻となり、従四位を賜るほどの女傑。此処霊山に建立されている勅碑からも伺え知ることができる。幾松の墓は、2段目右画像である。 |
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