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白川郷は、五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
合掌造りは、急勾配の茅葺の切妻屋根が大きな特徴である。豪雪地帯として知られるこの地区では積雪対策としても都合がよい。また、建物の柱や梁などは、縄によって絞められ、固定されている。これによって雪の重みがかかっても建物全体が柔軟にたわみ、建物にかかる負荷を分散している。この屋根の形が合掌した時の手の形に似ているところから、合掌造りと言われるようになったと伝わっている。 |
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江戸時代頃から屋根裏(3階以上)の大きな空間を利用して、養蚕の棚を設置するようになった。茅葺屋根の葺き替えや補修作業は、地域住民の共同作業で行われ、この模様はしばしば報道されている。建物の屋根のうち三角形をした面(傾斜がない部分)が同じ方向を向いている。これは養蚕を行う屋根裏の風通し良くするためだそうだ。全ての建物が全部方向ではないが、そのつもりで見ていくとなるほどと納得する。 |
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