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青函連絡船は、青森県の青森駅と北海道の函館駅の間を結んでいた鉄道連絡船で、営業キロ上は113kmあった。この青函連絡船は、明治41年(1908)に始まり、昭和63年(1988)、青函トンネルの開通により終了した。青森発の最終便となった青函連絡船八甲田丸をそのまま利用したのが「メモリアルシップ・八甲田丸」である。
船首側の陸上には石川さゆりが唄う「津軽海峡冬景色歌謡碑」があり、近づくと唄が流れてくる。雪が積もっている時期であったので実感が伴い、郷愁を誘う。
青函トンネルの開通により、青森駅はターミナル駅から通過駅になったような気もする。地元の人間ではないので分からないが、傍から見ていて青函連絡船の時代の青森駅の方が大勢の旅行客で賑わっていたように思われる。あの時代が懐かしい。
八甲田丸の近くには、津軽海峡冬景色歌謡碑のほかに青森桟橋記念碑や青函連絡船戦災の碑などがある。 |
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